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いまさら聞けない「住宅性能評価」って何?新築住宅を買うなら知っておきたい基礎知識

こんにちは、ハウスマンヤマダです!


新築住宅を探していると、物件資料などでこんな言葉を見かけることがあります。


「住宅性能評価取得済み」

「設計住宅性能評価」

「建設住宅性能評価」

「耐震等級3」


……。


なんとなく「性能が良い家なんだろうな」ということは分かります。

でも、


「住宅性能評価って、そもそも何?」


と聞かれたら、意外と説明できない方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな「いまさら聞けない住宅性能評価」について、できるだけ分かりやすく解説します。


新築住宅を購入するなら、知っておいて損はありません。


今回の記事を読了したら、次回の内覧の「質」が上がる事は間違いなし!

では、いってみましょう!




そもそも「住宅性能評価」って何?


まずコレですよね。

一言でいうと、

住宅の性能を、国が定めた共通のルールに基づいて第三者機関が評価する制度

です。


住宅性能表示制度は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいて運用されています。

ポイントは、単純に住宅会社が

「この家は地震に強いですよ!」

「断熱性能が高いですよ!」

と言っているだけではないということ。


国が定めた基準に基づいて、登録住宅性能評価機関という第三者機関が住宅の性能を評価する仕組みになっています。

つまり、

「この家、どれくらいの性能なの?」

を、住宅同士で比較しやすくするための“共通のモノサシ”だと考えると分かりやすいです。



住宅性能評価では何を見ているの?


住宅性能評価では、新築住宅について大きく10分野の性能を評価します。

代表的なものを挙げると、


① 構造の安定


地震や台風、積雪などに対して、建物がどの程度耐えられるのかを評価します。

「耐震等級」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

住宅性能評価の中でも、特に購入者が気にすることの多い項目です。


② 火災時の安全


火災が発生したときの安全性について評価します。

火災を早期に発見できる設備や、延焼に対する性能などが対象になります。


③ 劣化の軽減


柱や土台など、住宅の構造部分が劣化しにくくするための対策を評価します。

せっかく新築住宅を購入するなら、長く住み続けられることも重要ですよね。


④ 維持管理・更新への配慮


給水管や排水管などの点検・清掃・修繕がしやすいか、といった点を評価します。

住宅は建てて終わりではありません。

長く住めば、設備や配管のメンテナンスも必要になります。



⑤ 温熱環境・エネルギー消費量


断熱性能や省エネ性能などを評価します。

最近の住宅選びでは、ここもかなり重要。

「断熱等性能等級」や「一次エネルギー消費量等級」なども、この分野に関係します。


このほかにも、


  • 空気環境
  • 光・視環境
  • 音環境
  • 高齢者等
  • への配慮
  • 防犯

などがあります。


国土交通省によると、新築住宅では10分野33項目が評価対象となっています。

ただし、すべての項目を必ず評価するわけではありません。

ここは少し注意が必要です。


「設計住宅性能評価」と「建設住宅性能評価」は何が違う?



ここがかなり重要です。


住宅性能評価書には、新築住宅の場合、

「設計住宅性能評価書」

「建設住宅性能評価書」

があります。


簡単に説明すると、


設計住宅性能評価

「この設計図どおりに建てれば、こういう性能になります」

ということを、設計段階で評価するもの。

※建物完成前の評価


建設住宅性能評価

「実際にこの家が、評価された内容どおりに施工されているか」

を、施工段階や完成段階の検査を通して評価するものです。

※建物完成後の評価


つまり、

設計=図面のチェック

建設=実際の施工もチェック

というイメージです。


新築住宅を購入するときは、この違いを知っておくと物件資料がかなり読みやすくなります。





「設計住宅性「耐震等級3」と書いてあったら、住宅性能評価を取得しているという事?能評価」と「建設住宅性能評価」は何が違う?


ここもよくある疑問です。


例えば物件広告に、

「耐震等級3」

と書かれているとします。


耐震等級は、住宅性能表示制度の中の「構造の安定」に関する評価項目です。

ただし、

「耐震等級3」=住宅性能評価書が必ずある

という意味ではありません。

ここは混同しないようにしましょう。


住宅性能評価は、住宅の性能を共通の基準で評価・表示する制度。

その中に「耐震等級」などの具体的な評価項目があります。


なので、

住宅性能評価と耐震等級は別物ではあるけれど、密接に関係している

と考えると分かりやすいです。


住宅性能評価がある家は「絶対安心」なの?



ここはハウスマンとして、あえて言っておきたいところです。


住宅性能評価があるから絶対に安心、というわけではありません。


住宅性能評価は非常に便利な制度ですが、あくまで定められた基準に沿って住宅の性能を評価する制度です。


例えば、

「駅から近い」

「日当たりが良い」

「隣の家との距離が気にならない」

「道路が広い」

「近所の生活環境が良い」

といった、住宅購入で重要なポイントまで評価してくれるわけではありません。


つまり、

住宅性能評価=家選びのすべて

ではありません。


住宅性能評価は、あくまで家の性能を判断するための重要な材料の一つです。


実は「性能評価があるか」だけではなく「中身」が大事


不動産の仕事をしていると、

「住宅性能評価取得済みです!」

という言葉だけが一人歩きしているケースもあります。


でも、購入する側としては、

「取得しているかどうか」だけではなく、「何の性能が、どの等級なのか」

を見ることが大切です。


例えば、

「耐震等級3」

「断熱等性能等級5」

「一次エネルギー消費量等級6」

など。


評価書を確認すれば、その住宅がどのような性能なのかを具体的に確認できます。

だから私は、新築住宅をご案内するときも、

「住宅性能評価がありますよ」だけで終わらせたくありません。

「じゃあ、実際にどこが評価されているの?」

というところまで確認していただきたいと思っています。



新築建売住宅を買うなら、住宅性能評価書を見せてもらおう



特に新築建売住宅を購入する場合、

「この家、住宅性能評価を取得していますか?」

と聞いてみるのはおすすめです。


そして、取得しているのであれば、

「評価書を見せてもらえますか?」

と確認してみてください。


営業担当者から、

「住宅性能評価取得済みです!」

と言われても、それだけで終わらせる必要はありません。


評価書を見れば、

  • 耐震性能
  • 劣化対策
  • 維持管理
  • 断熱性能
  • 省エネ性能

などについて、より具体的に確認できます。


住宅は人生でもかなり大きな買い物。

「なんとなく良さそう」で決めるより、

数字や評価を見ながら比較する。

これが、失敗しない家選びの基本だと思います。


住宅性能評価は「家の通知表」だと思えば分かりやすい


最後に、住宅性能評価をものすごく簡単に説明するなら、

「住宅の通知表」

と考えてみてください。


学校の通知表なら、

「国語○点」

「数学○点」

「体育○点」

というように、いろいろな項目を見ていきますよね。


住宅性能評価も、それに近いイメージです。

「地震に対する強さは?」

「劣化しにくさは?」

「断熱・省エネ性能は?」

「維持管理のしやすさは?」

など、住宅をさまざまな角度から評価します。


だからこそ、住宅を購入する際の検討材料になります。


「新築だから安心」ではなく、「中身を見て選ぶ」(まとめ)



新築住宅というだけで、

「新しいから安心」

と思ってしまうのは、少しもったいない。


同じ「新築住宅」でも、性能や仕様は一棟一棟違います。

だからこそ、

価格・立地・間取りだけではなく、住宅の性能も見てほしい。

これがハウスマンヤマダからお伝えしたいことです。


住宅性能評価は、難しそうな言葉に見えますが、仕組みを知ってしまえば意外とシンプル。

「この家は、どんな性能を持っているのか?」

それを客観的に確認するための、大切な判断材料です。

これから新築住宅を購入する方は、ぜひ一度、

「この物件、住宅性能評価は取得していますか?」

と聞いてみてください。


そして評価書があるなら、ぜひ中身まで確認してみましょう。

ハウスマンでは、物件をご紹介するだけではなく、こうした「家の中身」についても一緒に確認しながら、納得できる住まい探しをお手伝いしています。


分からないことは、分からないままで大丈夫です。

「これって何の数字?」

「この等級って高いの?」

そんな疑問も、ぜひお気軽に聞いてください。


ハウスマンヤマダでした!