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【実話】不動産屋にそれ聞く? 地味に答えに困る質問ランキング5選

不動産購入の基礎知識

不動産屋をやっていると、毎日いろいろな質問が飛んでくる。


もちろん質問されるのは全然嫌じゃない。


むしろ、

「そこ気になるよね」


という質問も多い。


※不動産購入は一生に一度の大きな買い物なので少しでも気になる所があれば、どんどん質問してほしいのが本音です。


ただ、中にはある。


「うーん……それ、簡単に答えちゃダメなやつだな」


という質問が。


今回は、そんな不動産屋が実際に受けた中で、地味に答えに困る質問をランキングにしてみました。


あくまで個人的なランキングなので、あしからず。




第5位 「この辺で一番安い新築あります?」



ある。


でも、これが意外と難しい。


なぜなら、

安い=お得

ではないから。


同じエリアの新築でも、駅からの距離、土地の形、前面道路、建物の大きさ、周辺環境などで価格は変わる。


例えば3,000万円と3,300万円の新築があったとして、

「300万円安いから3,000万円のほうがお得」

とは限らない。


駅から遠いかもしれない。

土地が狭いかもしれない。

道路条件が違うかもしれない。


だから「一番安い家」を探すより、

「この条件なら、この価格はアリだな」

と思える家を探したほうが〇。


不動産屋としては、ここまで説明したくなる。


第4位 「この家、何か問題あります?」


これも困る。

「ありません!」

と言い切れるほど、家は単純じゃない。


土地にも建物にも、周辺環境にも見るべきところがある。


不動産屋が確認できることもあれば、専門家に調査してもらったほうがいいこともある。


不動産仲介は、不動産売買のプロ。

建築には建築のプロがいる。

売買仲介の目線から、

「まったく問題なし!」

とは、口が裂けても言い切る事なんてできません。


だから、

「問題ないですよ」

ではなく、

「現時点で確認できている範囲では、こうです」

という答えになる。


家は数千万円する買い物。

「おそらくは~」「多分~」で不動産購入をするのは恐怖でしかない。


なので、弊社(株式会社ネクスト)は、埼玉県内の新築住宅を購入する方を対象に、ホームインスペクション(建築士による、そのお家に問題がないかの、建物の健康診断のようなもの。万が一、その物件に不備があれば、引渡までにハウスメーカーに修繕を行って頂ける。)を実質無料で提供させて頂いている。



第3位 「もっと安くなりますよね?」


これも地味に困る。

いや、値引き交渉をするなという話ではない。

交渉できそうなら、売主に確認する。

それも不動産屋の仕事。


ただ、

「いくらまで下がるか」を不動産屋が決めることはできない。


売主にも事情がある。

販売期間もある。

他に問い合わせが入っているかもしれない。


だから、

「あと200万円いけます!」

なんて勝手に約束することはできない。


ちなみに、

「この金額まで下がったら買う」

というラインがあるなら、それは最初に教えてほしい。

そのほうが、こちらも動きやすい。


もっと「ここだけの話」を言うと、僕が売主様に価格交渉をする時は、相当な覚悟で挑む。

無茶な交渉は、お客様の購入のチャンスも奪ってしまう可能性もあるため、毎回ドキドキものの交渉を行っている。


 第2位 「隣の人、どんな人ですか?」


これは難しい。

「いい人ですよ」

「ちょっと変わった人です」

なんて、そんな簡単に言える話じゃない。


そもそも、隣に住んでいる人の個人的な情報を、不動産屋が勝手に話すわけにもいかない。

※隣が空き家で植栽の手入れが全くされておらず火災の危険性がある場合や、近くに所謂「ゴミ屋敷」がある等の【隣人&環境に危険信号】の場合には、容赦なく止めます。


ただ、

「近所の雰囲気が気になる」

という意味なら、それはすごく大事なこと。


昼と夜で周辺を見てみる。

平日と休日で見てみる。

道路の交通量を見る。

近所を少し歩いてみる。

「隣の人がどんな人か」より、

「この環境で自分たちは暮らせそうか」

を見るほうが現実的です。



第1位 「この家、買いですか?」


来た


個人的には、これが一番困る。


なぜなら、

「買いです!」

と言うのは簡単だから。


でも、その家に住むのは不動産屋じゃない。


住むのは買主。

家族構成も違う。

通勤先も違う。

子どもの学校も違う。

車を何台持っているかも違う。

将来売却する可能性だって違う。


だから、

「この家、買いですか?」

と聞かれて、

「はい、買いです!」

とは、なかなか言えない。


その代わりに見るのは、

価格は周辺相場と比べてどうか。

駅からの距離はどうか。

土地や建物に気になる点はないか。

住宅ローンの返済に無理はないか。

将来的に売却するとしたらどうか。


そういう情報を一つずつ整理する。


そのうえで、

「この条件なら、私はこう考える」

と伝える。


それが不動産屋の仕事だと思っています。


結局、不動産屋が困る質問とは

今回の5つ。


別に「聞かないでくれ」という話ではありません。

むしろ、どんどん聞いてほしい。


ただ、

「一番安い家は?」

「問題ない?」

「買い?」

みたいに、一言で答えを求められると難しい。


家探しには、テストみたいな正解が一つあるわけじゃない。


だからこそ、

「なぜそう思うのか」

まで説明するのが不動産屋の仕事。


ちなみに、

「この家、買いですか?」

と聞かれたら、たぶん少し考えてから、

「まず、何が気になってます?」

と聞き返す。


逃げているわけじゃない。


ちゃんと答えようとしている。


……本当に。笑

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