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住宅ローンの本審査、団信で落ちることがある?家を探す前に知っておきたい話


「住宅ローンの事前審査が通った。これで一安心」

……と思っていませんか?

住宅ローンは、事前審査に通ったからといって、必ず本審査まで通るとは限りません。

そして、その理由のひとつになるのが「団信」です。

住宅ローンを利用するなら、団信については家探しを始める段階から知っておいて損はありません。

今回は、住宅ローン融資と団信の関係について、できるだけ分かりやすく解説します。



そもそも「団信」って何?



団信とは「団体信用生命保険」のこと。

簡単に言えば、住宅ローンを借りている人に万が一のことがあった場合、保険金によって住宅ローンの残債が返済される仕組みです。


たとえば、住宅ローンを3,000万円借りているとします。

その後、返済途中で契約者が亡くなった場合、団信の保障対象であれば、保険金によって住宅ローンの残債がなくなります。

つまり、残された家族に住宅ローンという大きな負担を残さず、家を残せる可能性があります。

住宅ローンと切っても切り離せないのが、この団信です。



事前審査が通った。次は本審査!



住宅購入の一般的な流れでは、

「物件探し」
↓
「住宅ローン事前審査」
↓
「売買契約」
↓
「住宅ローン本審査」
↓
「金銭消費貸借契約」
↓
「融資実行」

という流れで進んでいきます。

ここで気になるのが、

「事前審査に通っていれば、本審査も大丈夫ですよね?」

というところ。

結論から言うと、事前審査に通っていても、本審査で否決されるケースはあります。

事前審査では、年収や勤務先、借入状況などを中心に「この人に住宅ローンを融資できそうか」を確認します。

一方、本審査では、より詳しい情報を確認します。

その中で重要になるのが「団信」です。


 団信に加入できないと、住宅ローンを借りられないことがある



住宅ローンでは、団信への加入を融資の条件としている金融機関が多くあります。

そのため、

「住宅ローンの審査は問題なさそうなのに、団信の審査で引っかかってしまった」

というケースもあります。

団信では、現在の健康状態や過去の病気、治療歴、服薬状況などを告知します。

当然ですが、金融機関や団信の商品によって、加入条件や保障内容は異なります。

そのため、

「病気があるから絶対に団信に入れない」

「薬を飲んでいるから住宅ローンは無理」

と一概に判断することもできません。

ここは非常に重要です。



だから、家探しの段階で健康状態を伝えてほしい



不動産購入を考え始めたら、できれば早い段階で、仲介担当者に住宅ローン・団信について相談してください。

特に、

・現在治療中の病気がある  
・過去に大きな病気をしたことがある  
・継続して薬を飲んでいる  
・健康状態について気になることがある

という場合は、先に相談しておくことをおすすめします。

「物件が決まってから相談すればいい」

ではなく、物件を探し始めた段階で確認しておく。

これが大切です。

せっかく気に入った家を見つけて、売買契約まで進んだのに、住宅ローンの本審査や団信で問題が発生すると、その後のスケジュールにも大きく影響します。


 事前審査の段階で団信まで確認できる場合も



金融機関によっては、住宅ローンの事前審査とあわせて、団信への加入可否を確認できるサービスもあります。

こうした金融機関を利用すれば、より早い段階で「この住宅ローンを利用できそうか」を確認できます。

もちろん、すべての金融機関で同じ仕組みになっているわけではありません。

また、団信には一般的な死亡・高度障害保障だけではなく、がんや3大疾病などを保障するタイプもあります。

保障を手厚くすれば、その分だけ金利が上乗せされる商品もあります。

「金利が一番低い銀行を選べばいい」

という単純な話ではありません。

住宅ローンは、金利だけではなく、

「どんな団信に加入できるのか」

まで含めて比較することが大切です。



住宅ローンは「借りられるか」だけではない


住宅ローンを選ぶとき、多くの方が気にするのは金利です。

もちろん金利は重要です。

しかし、住宅ローンは何十年という長い期間付き合っていくもの。

だからこそ、

「いくら借りられるか」

だけではなく、

「もしものとき、家族に何が残るのか」

まで考えておきたいところです。

団信は、住宅ローンを借りるための条件というだけではありません。

万が一のときに、残された家族の生活を支えるための大切な保障でもあります。

そして、団信の加入条件は健康状態によって変わる場合があります。

だからこそ、住宅を探し始めた段階で、住宅ローンと団信について一度確認しておく。

これだけでも、家探しの進め方は大きく変わります。

「この家、買えるかな?」

だけではなく、

「この住宅ローンを利用できるかな?」

「この団信に加入できるかな?」

ここまで確認してから物件探しを進める。

家を買うなら、物件だけではなく、住宅ローンまで含めて考えていきましょう。