
家を買ったあと、現金はいくら残しておくべき?マイホーム購入で見落としがちな資金計画
マイホームを購入するとき、つい気になってしまうのが「いくらの家なら買えるのか」ということ。
住宅ローンの借入額や毎月の返済額を計算し、予算に合う物件を探す方は多いと思います。
しかし、ここで忘れてはいけないのが、家を買ったあとに手元に残るお金です。
貯金を使い切ってマイホームを購入した結果、引っ越しや家具の購入、急な出費に対応できなくなってしまったら大変ですよね。
今回は、住宅購入後の生活にゆとりを持たせるために、手元資金をどのように考えればよいのか解説します。

1. 家を買うと、物件価格以外にもお金がかかる
住宅購入では、物件価格だけでなく、さまざまな費用が発生します。
例えば、次のようなものです。
□仲介手数料
□登記費用
□住宅ローンの事務手数料など
□火災保険料
□引っ越し費用
□家具・家電の購入費用
新築戸建てを購入する場合でも、契約内容や住宅ローン、購入する物件によって必要な費用は異なります。
そのため、物件価格と住宅ローンの返済額だけで資金計画を立てるのではなく、購入に必要な諸費用まで含めて考えることが大切です。
さらに、購入時の費用を支払ったあと、貯金がどれくらい残るのかも確認しておきましょう。
2. 手元に残すお金は、いくらが正解?
では、住宅購入後に現金はいくら残しておけばよいのでしょうか。
実は、すべての人に当てはまる正解はありません。
家族構成や毎月の生活費、収入の安定性、車の所有状況などによって、必要な金額は変わります。
ひとつの考え方として、まずは生活費の数か月分を生活防衛資金として確保する方法があります。
例えば、毎月の生活費が25万円の場合、生活費6か月分なら150万円です。
これに加えて、引っ越し後に必要な家具・家電の購入費や、車の買い替えなど、近いうちに予定している大きな支出も考慮します。
もちろん、6か月分というのはあくまで目安です。収入が変動しやすい方や、扶養家族がいる方などは、より多くの資金を確保した方が安心できる場合もあります。
大切なのは、貯金額だけで判断せず、自分たちの暮らしに必要な金額を考えることです。
3. 住宅ローンの頭金は、多く払った方がいい?
貯金がある場合、「頭金を多く入れれば、その分お得なのでは?」と考える方もいるかもしれません。
確かに、頭金を増やして借入額を減らせば、金利などの条件が同じであれば、住宅ローンの利息負担を抑えられる可能性があります。
しかし、頭金を増やすために手元の現金を大きく減らしてしまうと、購入後の急な出費に対応しにくくなります。
例えば、車の修理や家電の故障、病気による収入減少など、予想していなかった支出が発生することもあります。
そのため、頭金をいくら入れるかは、借入額や利息だけでなく、購入後に残る現金とのバランスを考えて決めることが大切です。
頭金を入れることだけが正解ではありません。手元資金を確保しながら、無理のない住宅ローンを組むという考え方もあります。
4. 家を買ったあとにも、維持費はかかる
住宅購入後は、住宅ローンの返済以外にも支出があります。
例えば、戸建て住宅では固定資産税や都市計画税がかかる場合があります。また、長く住み続けるためには、給湯器やエアコンなどの設備交換、外壁や屋根のメンテナンスに備える必要もあります。
新築住宅だからといって、購入後しばらく費用がまったくかからないわけではありません。
毎月の住宅ローン返済額だけでなく、税金や将来の修繕費も見越して資金計画を立てておくと、購入後の暮らしをイメージしやすくなります。

まとめ|購入できる金額と、安心して暮らせる金額は違う
マイホーム購入では、住宅ローンをいくら借りられるかだけでなく、購入後にどれだけ余裕を持って暮らせるかが大切です。
物件価格や諸費用を確認するのはもちろん、生活防衛資金や引っ越し費用、将来の維持費まで考えたうえで、無理のない予算を決めましょう。
ハウスマンでは、埼玉県内の新築一戸建てを中心に、物件探しから住宅ローンのご相談、購入に必要な資金計画までお手伝いしています。
「自分たちの予算で、どのくらいの家が買える?」
「購入後の生活費も考えると、いくらの物件が適切?」
そんな疑問がありましたら、お気軽にご相談ください。
家を買うことだけでなく、買ったあとも安心して暮らせるマイホーム探しを一緒に考えていきましょう。