
【今日の内覧で使える】新築一戸建ての内覧、家の中以上に見るべき事をまとめます!
新築一戸建てを見に行くと、どうしても家の中に目がいきます。
「リビング広いね」
「キッチンきれい」
「収納も結構ある」
もちろん、ここも大事。
でも、内覧で本当に見てほしいのは、家の中だけではありません。
むしろ、住み始めてから変えられない部分こそ、しっかり確認しておきたいところです。

① 家の前の道路を見る
意外と忘れがちなのが、家の前の道路。
実際に車を入れてみると、
「思ったより狭い」
「電柱がちょっと邪魔」
「交通量が意外と多い」
なんてことがあります。
図面や写真だけでは分からないので、車の出し入れをイメージして確認してみましょう。
② 隣の家との距離を見る
家の中から窓の外を見てみてください。
隣の家の窓と目線が合わないか。
リビングの窓を開けたら、隣の家がすぐ目の前ではないか。
室外機を置く場所は確保できるか。
こういう部分は、実際に現地に行かないと分かりません。
③ 「音」を確認する
内覧中は、つい静かな室内だけを見てしまいます。
でも、一度だけ窓を開けてみてください。
道路の音。
電車の音。
近隣の生活音。
そして、窓を閉めたときにどれくらい変わるのか。
数分間静かにしてみるだけでも、意外と分かることがあります。
最近のお家は遮音性にも優れています。窓を開けるひと手間を軽んじてしまうと、「こんなはずじゃなかった」という大きな後悔を生む事になってしまうかもしれません。
④ コンセントの位置を見る
家具を置いたあとを想像してみてください。
テレビを置く場所。
ベッドを置く場所。
ダイニングテーブルを置く場所。
「ここにコンセントがあればよかったのに」
ということがないか確認しておきましょう。
コンセントは数だけではなく、位置が重要です。
⑤ 収納は「広さ」だけ見ない
「ウォークインクローゼットがある」
「収納がたくさんある」
だけで終わらせない。
実際に扉を開けて、中に入ってみる。
棚の高さや奥行き。
ハンガーパイプの位置。
扉を開けたときの使いやすさ。
今持っている家具や荷物が入るか。
ここまで考えて見ると、収納の見え方が変わります。
⑥ スマホの電波も確認してみる
これも意外な盲点です。
普段使っているスマートフォンを持って行って、各部屋で電波状況を確認してみる。
特に在宅勤務をする方なら、仕事をする予定の部屋は一度確認しておきたいところです。
⑦ 2階から外を見てみる
2階の窓から外を見てみましょう。
今の景色だけではありません。
「隣に家が建ったらどうなる?」
「この窓から何が見える?」
「洗濯物を干したとき、周囲からどう見える?」
将来のことまで想像してみることが大切です。

⑧ 実際に歩いてみる
「駅徒歩○分」
「小学校まで○分」
これは物件情報に書いてあります。
でも、実際に歩いてみると印象は変わります。
坂道はないか。
交通量の多い道路はないか。
横断歩道はどこにあるか。
歩道はちゃんとあるか。
駅まで毎日歩くなら、実際のルートを歩いてみるのがおすすめです。
内覧は「良いところ探し」だけじゃない
新築住宅を見に行くと、きれいな家なのでテンションが上がります。
それは当然です。
でも、そこで終わってしまうのは少しもったいない。
内覧で確認したいのは、
「この家、素敵だな」
だけではありません。
「ここに住んで、困ることはないかな?」
です。
家の中は、家具を変えたり、リフォームしたり、工夫したりできます。
でも、
道路の位置は変えられません。
隣の家との距離も変えられません。
駅までの道も変えられません。
だからこそ、内覧では「家の中」だけではなく、その家で暮らすこと全体を見てみてください。
内覧は、家を褒めるための時間ではありません。
住んでから困ることを探す時間です。
この視点を持って内覧すると、同じ家でも見えるものが少し変わってくるはずです。

そして、もう一歩踏み込んで見るなら
ここまでは、一般の方でも確認しやすいポイントをご紹介しました。
ぜひ、次のご内覧時に本ブログを思い出してみてください。
ここからは、もう少し専門的に確認しておきたい部分もあります。
専門的な所になるので、分からなかったら、担当の仲介に聞いてみるという事でも大丈夫ですよ!
例えば、基礎のクラック(ひび割れ)。
基礎にひびがあるからといって、すべてが重大な問題というわけではありません。
ひびの幅や長さ、場所、形状、周辺の状態などによって見方が変わります。
「新築なのにヒビがある」と見つけたら、自己判断で「大丈夫」と決めつけるのではなく、売主側に確認し、必要に応じて専門家に見てもらうことも大切です。
そして、もう一つ確認しておきたいのが境界です。
境界標が設置されているか。
隣地との境界はどこなのか。
ブロック塀やフェンスがどちらの所有なのか。
越境しているものはないか。
こうした部分は、家の内装とは違って、住み始めてから「やっぱり気になるから直そう」というわけにはいきません。
特に境界については、現地だけを見て判断するのではなく、境界確認書や測量図などの資料と照らし合わせて確認することが重要です。
このあたりになると、一般の方が内覧だけで正確に判断するのは難しい部分です。
だからこそ、気になるところがあれば、
「これって大丈夫ですか?」で終わらせない。
「何を根拠に大丈夫なのか」
「資料上はどうなっているのか」
「必要なら専門家に確認できるのか」
ここまで確認しておくと安心です。
